生活困難度は関係ない?
小3、療育手帳更新時に「次男くんは潜在的な知能が高い可能性があるから」と児相で(療育手帳更新時に等級の判断材料として)いわれた。
次男は小学生で発語はもちろん言語理解もなく、ウンコで遊ぶわ、口にいれるわ、まだオムツだわ、なのに。
「生活困難度は関係ないんです。発達検査の結果がすべて。」
じゃあ何を根拠として、次男の潜在的な知能が高いと判断しているんですか?
ほとんど発達検査なんてできてないのに。
「運動能力が高いので、表出してない知能が高いと判断できます。」
ああ、たしかに窓枠に登って、テーブルに飛び降りて、そしてまたわずかな出っ張りを手掛かりにスパイダーマンのように壁をよじ登っていますね。
・・・いや待って!!
知能が表出してなくて(そもそも潜在してるのかどうかも謎だけど)、運動能力が高いってどういうことかわかります!?
こっちは表出してる知能だけで生活してるし、育ててる。
可能性で判断されてはたまらん。潜在している知能がわかるなら、更新必要なくないか?
更新(当時は2年おき)があるんだから、表出してきたら再判定すればよくない?
そもそもなんで知的障害のある人に療育手帳を発行してるのかって、「知的に障害があると生活困難度が高いから」じゃないんですかね??
なのに「数値がすべて。生活困難度は関係ない」とは・・・
そのそもうちの自治体、近隣の自治体に比べて療育手帳の判定がカラいんです。
同じ日本に居住していて、住む場所によって福祉に差があるなんて、障害児を育てるまで全く知らなかった。
結局、上記の意見と、さらに「納得いかない判定が出たときは、不服申し立てをします」と伝えたところ、面談時は「重度のまま」といわれていたのが「最重度」で発行された。
発達障害児福祉は「ガチャ」ゲーム
日本は先進国だし?なんだかんだいってもハンディを持った人たちへの支援はきちんと整備されてると思ってた。でも実際は「ガチャ」ゲーム!!あたり外れが大きすぎる。
発達障害児を育てるのに、こんなにたくさんのガチャをまわさないとならないなんて・・・・
さらにこのガチャにたどり着くまでが大変・・・いろんな福祉制度はあれど、予算と枠に限りがあり、「実際には運用で絞ってる」
これは障害児二人を育てている過程で何度も感じたこと。
最初に長男を福祉につなげてくれた福祉課の人はとても親切で適切に動いてくれたのに、年々ひどくなっている気がする。
必要な人に必要な情報が届いていないのはおそらく意図的で、申込に来た人にあれこれいって「申請する前にあきらめさせる」のもおそらく意図的で、制度や要件をよくよく知っていて肉食獣のように支援を取りに行ける(受け付けないと騒いで面倒なことになりそうな)人か、放置すると悲惨な事件へ発展し「なぜ追い返した」と責任追及されかねない人だけ支援につなげてるように感じる。
日本の生活保護の捕捉率20パーセント以下で、生活保護基準以下の所得者でも生活保護を受給していない人は8割もいるという話をきいたことがあるのだけど、障害児福祉や特別支援教育も、もしかしたら似たようなものなのでは!?
受けたい支援制度について質問したら「(その制度について)誰に聞いたんですか?」と言われたことすらあるのよ。機密事項だったんかい!?
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